【8月16日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は15日、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)の選手1人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため、今週末のピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)戦を延期にすると発表した。

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 パイレーツとのホーム4連戦で最初の2試合を1勝1敗で分け合っていたレッズは、これまで新型ウイルスの影響で試合が延期になっていない唯一のナ・リーグの球団だった。レッズには秋山翔吾(Shogo Akiyama)が所属している。

 リーグ側は追加検査や接触者の追跡作業を行い、マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)やセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)で起きたような集団感染を防ぐため、試合を延期とした。

 ウイルス検査で選手10人とスタッフ7人が陽性となり、7月29日を最後に試合を行っていなかったカージナルスは、15日からシーズンを再開している。

 なお、陽性反応が出たレッズの選手名は公表されていない。レッズとパイレーツは17日に試合が組まれていないため、この日に延期分をダブルヘッダーで行う可能性がある。(c)AFP