【8月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は76万739人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2124万2070人の感染が確認され、少なくとも1298万8000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 14日には世界全体で新たに6207人の死亡と28万7155人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1289人。次いでブラジル(1060人)、インド(996人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに16万8446人が死亡、531万4021人が感染し、少なくとも179万6326人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は10万6523人、感染者数は327万5520人。以降はメキシコ(死者5万5908人、感染者51万1369人)、インド(死者4万9036人、感染者252万6192人)、英国(死者4万1358人、感染者31万6367人)。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(78人)、スペイン(61人)、英国(61人)、イタリア(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4808人、回復者数は7万9519人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が23万7791人(感染602万4075人)、欧州が20万9826人(感染348万3014人)、米国・カナダが17万7502人(感染543万5435人)、アジアが7万8347人(感染386万8649人)、中東が3万1780人(感染130万7456人)、アフリカが2万5081人(感染109万8312人)、オセアニアが412人(感染2万5136人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP