【8月14日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は74万9973人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2066万6110人の感染が確認され、少なくとも1258万6400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 12日には世界全体で新たに6721人の死亡と27万391人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1429人。次いでブラジル(1175人)、インド(942人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに16万6027人が死亡、519万7377人が感染し、少なくとも175万3760人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は10万4201人、感染者数は316万4785人。以降はメキシコ(死者5万4666人、感染者49万8380人)、インド(死者4万7033人、感染者239万6637人)、英国(死者4万6706人、感染者31万3798人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(69人)、ペルー(66人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4756人、回復者数は7万9398人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が22万8561人(感染582万1886人)、欧州が21万4604人(感染343万3581人)、米国・カナダが17万5069人(感染531万7994人)、アジアが7万5896人(感染370万9662人)、中東が3万1180人(感染128万3130人)、アフリカが2万4269人(感染107万5466人)、オセアニアが394人(感染2万4391人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP