【8月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は19日、一発勝負の準決勝がポルトガル・リスボンで行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はサージ・ナブリー(Serge Gnabry)が前半に2ゴールを奪うなどし、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)を3-0で下して決勝進出を決めた。

 エスタディオ・ジョゼ・アルバラーデ(Estadio Jose Alvalade)でリヨンは序盤、メンフィス・デパイ(Memphis Depay)とカール・トコエカンビ(Karl Toko-Ekambi)に決定機が訪れるも、これらのチャンスを決めきることはできなかった。

 トコエカンビがゴールを逃した数十秒後の18分、ナブリーは豪快に先制点を挙げると、30分過ぎにも追加点をマークした。7-2で大勝したグループステージのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で4ゴールを記録したナブリーは、今大会9試合の出場で9点を挙げている。

 88分にはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)に必然のゴールが生まれ、これで今季の総得点は55ゴールとなった。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)に8-2で圧勝した準々決勝よりも控えめな勝利を収めたバイエルンは、10試合を戦った今大会での総得点を42ゴールとした。

 バイエルンのハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は「激しい一戦になることは分かっていた」と主張した。「サージが違いを生む前、立ち上がりを切り抜けるには少しの運が必要だった」

 今季の欧州カップ戦で全勝を収めているバイエルンだが、リスボンにおける戦いからさらに力を入れてくるであろうパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との大一番が待ち構えている。

 7年ぶり6度目の欧州制覇を目指すバイエルンはこれが11度目の決勝進出だが、一方のPSGは今回が初のファイナルとなる。無観客という奇妙な雰囲気の中でも、人々を魅了する決勝になることが期待される。

 公式戦で20連勝中のバイエルンは昨年12月から29戦無敗となっているが、そのわずか数週間前には、前指揮官のニコ・コヴァチ(Niko Kovac)氏を解任するなど混乱のさなかにいた。フリック監督の下で驚くべき変革を遂げたバイエルンは、長かったシーズンを3冠で締めくくるまであと90分と迫っている。(c)AFP/Andy SCOTT