【8月11日 AFP】(更新、写真追加)米首都ワシントンのホワイトハウス(White House)で10日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の記者会見中、大統領警護隊(シークレットサービス)が屋外で武装しているとみられる人物に発砲した。

 トランプ氏は会見を中断し、退席した。その後、会見を再開し、発砲があったと明らかにした。

 黒ずくめの大統領警護隊は自動小銃を手にし、ホワイトハウス北側の芝生を駆け抜けていった。ジャーナリストらは会見場内にとどめられた。

 トランプ氏は再開した会見で、ホワイトハウスの敷地外で何者かが撃たれたと発表。「当局が何者かを撃った。容疑者とみられ、病院へ搬送中だ」と述べた。

 撃たれた人物は武装していたのかと尋ねられるとトランプ氏は、素性や動機は全く分からないと断りつつ「私が理解している範囲では、答えはイエスだ」と述べた。

 大統領警護隊はその後、17番街(17th Street)とペンシルベニア通り(Pennsylvania Avenue)で銃撃があり、男1人と警護隊員1人が病院に搬送されたとツイッター(Twitter)に投稿した。(c)AFP