【8月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間31日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は67万3909人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1735万2910人の感染が確認され、少なくとも999万2800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 30日には世界全体で新たに6459人の死亡と29万986人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1379人。次いでブラジル(1129人)、インド(779人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに15万2070人が死亡、449万5224人が感染し、少なくとも141万4155人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は9万1263人、感染者数は261万102人。以降はメキシコ(死者4万6000人、感染者41万6179人)、英国(死者4万5999人、感染者30万2301人)、インド(死者3万5747人、感染者163万8870人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(68人)、アンドラ(67人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、ペルー(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4292人、回復者数は7万8974人。

 フィジーとベトナムでは初の死者が確認された。

 地域別の死者数は、欧州が20万9780人(感染315万7253人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が19万4683人(感染473万3320人)、米国・カナダが16万1027人(感染461万841人)、アジアが6万1868人(感染277万5743人)、中東が2万6997人(感染114万6821人)、アフリカが1万9325人(感染91万325人)、オセアニアが229人(感染1万8615人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP