【7月31日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間30日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は66万7361人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1705万3650人の感染が確認され、少なくとも975万9200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 29日には世界全体で新たに6687人の死亡と28万5318人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1595人。次いで米国(1267人)、インド(775人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに15万716人が死亡、442万7493人が感染し、少なくとも138万9425人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は9万134人、感染者数は255万2265人。以降は英国(死者4万5961人、感染者30万1455人)、メキシコ(死者4万5361人、感染者40万8449人)、イタリア(死者3万5129人、感染者24万6776人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(68人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、ペルー(57人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4165人、回復者数は7万8957人。

 地域別の死者数は、欧州が20万9358人(感染313万5632人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が19万1827人(感染463万2894人)、米国・カナダが15万9664人(感染454万2739人)、アジアが6万775人(感染269万7189人)、中東が2万6666人(感染113万4152人)、アフリカが1万8851人(感染89万3051人)、オセアニアが220人(感染1万7994人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP