中国政府、約4万か所の旧市街地再開発に8188億円を支出
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【7月28日 CNS】中国国家発展改革委員会固定資産投資局の担当者、劉世虎(Liu Shihu)氏は21日、政府の年間活動方針にもとづき、3.9万か所の旧市街地を再開発するため政府が543億元(約8188億円)を支出すると発表した。再開発の規模と政府予算はともに前年の倍となった。
政府は2019年から旧市街地再開発を公営住宅建設事業の一環とみなし、同年は250億元(約3770億円)を支出していた。政府の支出により、上下水道や道路などのインフラを整備し、介護や保育、バリアフリーなどの福祉施設・サービスを改善する。
全国の自治体で進められている市街地の公営住宅建設事業の総予算は2013~2019年で計10兆元(約151兆円)を超え、中央政府の補助は計1.4兆元(約21兆円)に達している。1億人に及ぶ貧困地区住民の居住環境を改善し、低所得者の住宅問題を解消していると同時に、社会・経済の安定した発展に寄与している。(c)CNS/JCM/AFPBB News