【7月28日 AFP】朝鮮戦争(Korean War)の休戦協定の締結から67年となる27日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党委員長は式典で演説を行い、「核抑止力によってわが国の安全と未来は永遠に保証される」と述べた。

 国営朝鮮中央通信(KCNA)が28日、報じた。

 金氏は退役軍人らを前にした演説で「信頼できる有効な核抑止力により、今後、朝鮮半島で戦争という言葉が使われることはない」と述べた。

 また、核抑止力によって「わが国の安全と未来は確実に、永遠に保証されるだろう」と述べ、改めて核兵器を放棄する意思のないことを強調した。

 北朝鮮はかねて、米国による侵攻を抑止するために核兵器を保有する必要があると主張している。(c)AFP