【7月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は64万5715人に増加した。

【関連記事】新型コロナ、胎児への母子感染「初めて確認」

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1607万2290人の感染が確認され、少なくとも906万1300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 25日には世界全体で新たに6003人の死亡と26万578人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1211人。次いで米国(1067人)、メキシコ(729人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに14万6463人が死亡、417万8730人が感染し、少なくとも127万9414人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は8万6449人、感染者数は239万4513人。以降は英国(死者4万5738人、感染者29万8681人)、メキシコ(死者4万3374人、感染者38万5036人)、イタリア(死者3万5102人、感染者24万5864人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(67人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(56人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3830人、回復者数は7万8908人。

 地域別の死者数は、欧州が20万7869人(感染306万1857人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が18万2511人(感染432万9332人)、米国・カナダが15万5381人(感染429万2245人)、アジアが5万7019人(感染245万6523人)、中東が2万5238人(感染108万7157人)、アフリカが1万7513人(感染82万9127人)、オセアニアが184人(感染1万6057人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP