【7月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)の主将ジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)が24日、イングランドサッカー記者協会(FWA)が選ぶ19-20シーズンの年間最優秀選手賞を受賞した。

 リバプールの30年ぶりとなるプレミア制覇をけん引したヘンダーソンは、マンチェスター・シティ(Manchester City)のケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)の他、チームメートのビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)やサディオ・マネ(Sadio Mane)らを抑えて選出された。

 ヘンダーソンは今季リーグ戦30試合に出場して存在感を放っただけでなく、新型コロナウイルスの影響でサッカー界の活動が中断する間ピッチ外でも模範となって先頭に立ち、選手主導の「PlayersTogether」という取り組みで国民保健サービス(NHS)への寄付金を集めた。

 30歳のヘンダーソンは「チーム全体を代表して受け取る。彼らがいなかったら、このような名誉にあずかる場所にはいられない」「チーム全体の活躍を評価する意味もあって、自分に投票してくれていたのならうれしい」と語った。(c)AFP