【7月25日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)は24日、新型コロナウイルスの影響を受けている今季の日程について、米国GP(United States Grand Prix)、メキシコGP(Mexican Grand Prix)、ブラジルGP(Brazilian Grand Prix)、カナダGP(Canadian Grand Prix)の開催を中止する一方で、欧州で3レースを追加したと明らかにした。

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 米テキサス州オースティン(Austin)が開催地の米国GPは10月23日、メキシコGPはその1週間後、ブラジルGPは11月13日にそれぞれ決勝が行われる予定だった。しかし、これらの国では新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、各主催者はレース開催を断念。カナダGPは当初6月の日程をシーズン後半に延期する計画だったが、同国の渡航制限により中止された。

 その一方で、欧州ではポルトガル・ポルティマン(Portimao)でF1初開催が決定したほか、ドイツの名門コースとして知られるニュルブルクリンク(Nurburgring)とイタリア・イモーラ(Imola)の両サーキットがカレンダーに復帰することになった。

 F1が開催されたのは2013年が最後となっているニュルブルクリンクは10月11日、2006年以来の復帰となるイモーラは11月1日にそれぞれ決勝レースが組まれている。

 直近のF1開催は首都リスボン近郊のエストリル(Estoril)で行われた24年前となっているポルトガルは、アルガルベ・インターナショナル・サーキット(Algarve International Circuit)で開催される10月25日の決勝レースで観客を入れる意向を示している。

 F1では他に、9月27日に決勝レースが行われるロシアGP(Russian Grand Prix 2020)も同様に観客の入場を許可する方針を打ち出している。

 今季のF1は今月オーストリアでの2レースでようやく開幕し、前週にはハンガリーに移動。次戦は英シルバーストーン(Silverstone Race Circuit)で8月2日と9日に開催される予定となっている。F1は依然として今季計15~18レースを開催する意向で、「12月中旬に湾岸諸国で閉幕」を目指している。(c)AFP