【7月20日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は19日、グリッドに向かうレース前の走行でクラッシュした同日の第3戦ハンガリーGP(Hungarian Grand Prix 2020)決勝について、2位は勝利に等しい結果だとコメントした。

 サスペンションが損傷したマシンをフェルスタッペンがなんとかグリッドに運ぶと、チームのメカニックは予想に反しすべての修理を約20分で完了させた。

 スタート直前、チームの無線でメカニックに感謝したフェルスタッペンは、「グリッドへの周回で壁にぶつけてしまったから、もちろん最初は望んでいたような形ではなかった」と振り返った上で、以下のように続けた。

「けれど、メカニックはマシンを修理するために素晴らしい仕事をこなしてくれた。どうやったのかは分からないが、信じられないよ! だから、2位という結果で彼らに恩返しできたのはとてもうれしい」

「レースに出場できないだろうと思っていたから、2位は勝利に等しい結果だ」

 フェルスタッペンはまた、「1周目が非常に重要だった。そこからは適切な判断をしてペースも良かったから、とにかく自分たちのことをし続けた」と話した。

「そしてもちろん、メルセデスAMG(Mercedes AMG)の2台の間に割って入っていけたのもチームとしては良かった。『ぎりぎり間に合った』という状況だったが、すべてがいつも通りにうまくいった!」 (c)AFP