【7月20日 AFP】フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)は19日、ロベルト・モレノ(Robert Moreno)前監督の後任にバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の前指揮官であるニコ・コヴァチ(Niko Kovac)氏を指名したことを発表した。

 2019-20シーズンは振るわなかったチームの立て直しを目指すモナコは、48歳のコヴァチ監督と1年延長オプション付きの3年契約を結んだ。18-19シーズンはドイツ・ブンデスリーガ1部の強豪バイエルンを2冠に導いたコヴァチ氏だが、2019年11月に事実上解任され、フリーの状態だった。

 一方、スペイン代表の指揮官も務めたモレノ氏は昨年12月、約1年間で2度目となる解任の憂き目に遭ったレオナルド・ジャルディム(Leonardo Jardim)元監督の後任としてモナコへやって来たが、わずか半年でチームを離れることになった。

 今季のリーグ1は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月に中断し、そのまま打ち切りとなった。その中でモナコは9位に終わり、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)の出場権も逃している。(c)AFP