中国、ザンビアに感染対策医療物資を寄贈
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【7月17日 Xinhua News】中国政府は14日、ザンビアで新型コロナウイルス感染症と闘う母子を支援するため、開発のためのアフリカ・ファーストレディー協会(OAFLAD)を通じて同国に医療物資を寄贈した。
各種医薬品などを含む今回の支援物資は、習近平(Xi Jinping)国家主席の夫人、彭麗媛(Peng Liyuan)氏から託された在ザンビア中国大使館が寄贈した。
李傑(Li Jie)駐ザンビア中国大使は寄贈式典で、同国のエスター・ルング大統領夫人に使い捨て医療用マスクや非接触型体温計、サージカルマスクなどを寄贈した。
エスター夫人は彭麗媛夫人への感謝を表明し、今回の支援物資が自国の感染症対策に大いに役立つと述べた。
李氏は、3月にザンビアで初めて新型コロナウイルス感染者が確認されてから、中国がいち早く支援の手を差し伸べたと指摘。中国政府は現在、同国を支援するため人工呼吸器を調達しており、今後、医療物資の提供だけでなく、より多くの専門家を派遣し、同国の医療従事者育成に貢献していく考えを示した。(c)Xinhua News/AFPBB News