【7月18日 CNS】6月18日に再開したばかりの香港ディズニーランド(Hong Kong Disneyland)が15日から再び休業に入った。香港で新型コロナウイルス感染症が再び拡大しており、地元政府から要請を受けたという。

 香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は13日の記者会見で、感染防止策を再び強化し、香港2大テーマパークの香港ディズニーランドと香港海洋公園も一時的に休園すると発表した。

 香港ディズニーランドによると、 チケットは購入日から6か月以内は有効。返金を希望する場合は応じる。年間パスポートの有効期限も休園期間に合わせて延長する。ホテルは営業を続け、衛生部門の指示に従って社会的距離を保って消毒を強化するなどの安全措置を徹底する。

 香港ディズニーランドは新型コロナの感染拡大を受け1月26日から一時休園し、6月18日に再開した。入場はすべて事前予約制で、最初の週末は予約があっという間に満員となった。香港ディズニーランドが6月末に香港政府に行った経営面に関する報告によると、今後1年間は課題が続くだろうが、現時点では財政は安定しており、コスト管理を重視し、リストラをする計画はないとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News