リヨンのサポが医療従事者に席提供、CL控え開催の試合で
発信地:リヨン/フランス
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【7月16日 AFP】フランス・リーグ1、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)のウルトラス(サポーター集団)、バッド・ゴーンズ(Bad Gones)は15日、今週スコティッシュ・プレミアシップのセルティック(Celtic)とグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)、そしてニース(OGC Nice)との間で行われるトーナメントの座席を医療従事者に提供すると発表した。
欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝トーナメント第1戦でユベントス(Juventus)に1-0で勝利しているリヨンは、敵地での第2戦を8月に控えており、このトーナメントはその調整と位置付けられている。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今月16日から18日にかけてリヨンの本拠地グルパマ・スタジアム(Groupama Stadium)で開催されるこのトーナメントの入場者数は5000人に制限されている。
リヨン最大のウルトラス、バッド・ゴーンズとそのメンバー6000人は、「北スタンドのコップ(Kop、ゴール裏のスタンド)に割り当てられている席を、冬の終わりから奮闘し続けている人たち、そして今もなおウイルスと闘っている人たちのために使うことが合理的であると感じている。これらの席は、介護施設や病院の医療従事者に分配される」と発表している。(c)AFP