【7月16日 AFP】19-20ポルトガル1部リーグは15日、第32節の試合が行われ、FCポルト(FC Porto)はスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)を2-0で下し、2試合を残して通算29度目となる優勝を果たした。

 直接対決の成績で2位ベンフィカ(Benfica)を上回っていたポルトはこの日、引き分け以上の結果で優勝を決めることができた。

 スポルティングを下したポルトは、最多37回の優勝を誇る前年王者ベンフィカとの勝ち点差を8のままとし、堂々のリーグ制覇を果たした。

 新型コロナウイルスによる中断が先月に明けた際、首位ポルトとベンフィカの差は1ポイントしかなかった。しかし、ベンフィカは調子を落とし、ブルーノ・ラジェ(Bruno Lage)前監督が解任になると、連覇の夢はついえた。

 ホームのポルトはキックオフ直後、FWアンドラジュ・シュポラル(Andraz Sporar)にネットを揺らされるも、これはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によってノーゴールになるなど、緊張感のある立ち上がりとなった。

 しかし、ダニーロ・ペレイラ(Danilo Pereira)の今季2ゴール目で64分に先制すると、残りの時間は楽に進めることができ、後半アディショナルタイムにはムサ・マレガ(Moussa Marega)に今季11点目が生まれた。(c)AFP