【7月15日 AFP】19-20イタリア・セリエAは14日、第33節の試合が行われ、アタランタ(Atalanta)はマリオ・パシャリッチ(Mario Pasalic)のハットトリックなどで、下位ブレシア(Brescia Calcio)とのロンバルディアダービーを6-2で制し、暫定ながら2位に浮上した。

 リーグ戦での無敗を13試合に伸ばしたアタランタは、15日に8位サッスオーロ(US Sassuolo)との試合を控えている首位ユベントス(Juventus)に6ポイント差に迫った。

 アタランタに2ポイント差をつけられたインテル(Inter Milan)とラツィオ(SS Lazio)は、今週それぞれSPAL、ウディネーゼ(Udinese)と対戦する。

 アタランタは今季のリーグ戦でここまで93ゴールを挙げており、これは8連覇中のユベントスより26点も多い。

 チームを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ(Gian Piero Gasperini)監督は、「相手チームに恥をかかせるためにやっているわけではないが、自分たちの試合をしようとしている」とコメントした。

「われわれは昨年の時点で、すでにリーグでも最高の攻撃力を誇っていた。そして今年はあらゆる選手が多くのゴールを奪っており、かつての自分たちを上回っている」

 来月、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の準々決勝でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と対戦するアタランタのガスペリーニ監督は、「チャンピオンズリーグでの経験が手助けしてくれているし、そのおかげで成長もできている」と続けた。

「今はパリ・サンジェルマン戦に向けて準備している段階。だが、セリエAでも最後まで戦いたい」

 今季のセリエAで17ゴールを挙げているFWルイス・ムリエル(Luis Muriel)は、試合前に自宅で転倒して頭部を負傷。病院を後にし観客席から試合の行方を見守っていたが、この日のアタランタにチーム内得点王の不在は感じられず、パシャリッチがルスラン・マリノフスキー(Ruslan Malinovskyi)のパスに合わせると、わずか2分で先制した。

 数分後、マッティア・カルダーラ(Mattia Caldara)のクリアミスからブレシアに1点を返されたアタランタだが、本来の調子を取り戻し、マルテン・デ・ローン(Marten de Roon)、マリノフスキー、ドゥバン・サパタ(Duvan Zapata)が5分間で3ゴールを奪い、30分までに4点を挙げた。

 アタランタの猛攻は後半も続き、パシャリッチはマリノフスキーのお膳立てから55分に再び追加点をマークすると、その3分後にはエブリマ・コレイ(Ebrima Colley)のパスに反応してゴールを決めた。今季のセリエAで9点をマークしているパシャリッチは、昨年11月に行われたブレシア戦でも2ゴールを奪っており、これで同チームから今季5点を挙げたことになる。

 一方、その後に1点を返したものの2-6で敗れたブレシアは、セリエB(2部)降格に近づいた。(c)AFP/Emmeline MOORE