【7月11日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)は10日、新型コロナウイルスの影響を受けている今季のスケジュールに、第9戦トスカーナGP(Tuscan Grand Prix 2020)と第10戦ロシアGP(Russian Grand Prix 2020)の2レースを加えた。

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 今季第7戦ベルギーGP(Belgium Grand Prix 2020)と第8戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2020)に続いて開催されるトスカーナGPは、フェラーリ(Ferrari)のF1参戦1000レース目という節目に、同チームのテストコースであるムジェロ・サーキット(Mugello Circuit)で9月13日に決勝レースが行われる。

 一方、2014年冬季五輪の開催地だったロシア・ソチ(Sochi)で行われるロシアGPは、当初の予定通り9月27日に決勝レースが組まれることが決定。これで今季のカレンダーは、計8レースから計10レースに拡大されることになった。

 F1のチェイス・キャリー(Chase Carey)最高経営責任者(CEO)は、「2020年のカレンダーに、ムジェロとソチが加わると発表できて喜んでいる。この数週間におけるパートナーの皆さんの協力に感謝したい」「両レースはファンにとって大きな喜びになるだろう。そして数週間後には、今季のカレンダーにさらに数レースが加わるだろう」と述べた。(c)AFP