【7月11日 Xinhua News】中国国家郵政局は9日、2020年第3四半期(7~9月)の定例記者会見を開き、「2020年6月中国宅配発展指数報告」を発表、1~6月の業界運行について解説した。上海証券報が伝えた。

 データによると、6月の中国宅配発展指数は364・2となり、前年同月比で75・1%上昇、上昇幅が大きかった。「報告」では、今年1~6月の全国宅配取扱量は前年同期比で22%以上増えて累計340億件前後、売上高は12%以上増えて3825億元(1元=約15円)以上になる見通しが示された。

 また、同局は9日「2019年度宅配市場監督管理報告」も発表、19年の宅配取扱量は600億件を超え、増加分で再び100億件を突破し、世界宅配業の成長への寄与率は50%以上となったことを明らかにした。宅配業の売上高は7千億元以上となり、国内総生産(GDP)の7・6‰を占め、売上高の伸び率はGDP成長率の4倍、従業員数は300万人以上、新規雇用は20万人以上に達したという。(c)Xinhua News/AFPBB News