■簡単すぎとの批判も

 しかしロビンフッドに対しては、カーンズさんの悲劇が起こる以前から疑問の声が上がっていた。

 最も多かった批判は、一般投資家に対する保護が十分ではないというものだ。

「ロビンフッドは若くて経験不足でお金も持っていない投資家が、十分な知識や経験があるとは言えない状態でリスクの高い投資を行うことを容易にし過ぎている」と、金融リテラシーサービス「ライズアップ(ReisUP)」の創業者で公認個人資産運用プランナー(CFP)のタラ・ファルコン(Tara Falcone)氏は指摘する。

 ロビンフッドは、それに伴うリスクを警告することなしにビットコイン(Bitcoin)のような仮想通貨での投資を認めたと、ファルコン氏は述べた。カーンズさんの自殺後に出された同社の声明は、改善が見られることを示唆しているものの、さらなる改善の余地があるという。

「投資へのアクセスの民主化という使命は素晴らしい。ロビンフッドはその達成に向けて実際に素晴らしい働きをしてきた」とファルコン氏は語る。

「この種の自由には多くの責任が伴う。責任の一部は個人投資家の肩にかかっているものもある。しかし、ロビンフッドもまた、自社の利害関係者に対し責任を負っている」 (c)AFP/Daniel HOFFMAN