【6月24日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が23日、英国選手のみが出場するエキシビション大会「バトル・オブ・ブリッツ(Battle of the Brits)」に出場し、7か月ぶりの試合を勝利で飾った。しかし本人は、過度な期待は持っていないと強調している。

 マレーは夏から秋にかけて行われる全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)と全仏オープンテニス(French Open 2020)で、2019年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)以来となる四大大会(グランドスラム)復帰を目指している。

 そのマレーは、ロンドン近郊ローハンプトン(Roehampton)の会場でリアム・ブローディ(Liam Broady)と対戦。実戦から長く離れていた影響は否めなかったが、世界ランク211位を相手に地力の違いを見せて6-2、6-2で勝利した。

 それでもマレーは自身にあまり期待しておらず、「それが当然だと思う」「何度もけがをして、フットワークは非常に遅い。だから多くは期待していない」「7か月ぶりの試合だったけど、たくさん練習はできなかったし、練習試合でも良くなかった。それは仕方ない」と話した。

 次は、英国選手の中では世界ランキングが2番目に高いカイル・エドモンド(Kyle Edmund)と24日に対戦する。マレーは「ここを乗り越えられたら自分でも驚きだ」とコメントした。(c)AFP