【6月21日 AFP】新型コロナウイルスの影響で中断していた19-20イタリア・セリエAが20日、約3か月半ぶりに再開した。再開初日となったこの日は、第25節の未消化分4試合のうち2試合が行われ、トリノ(Torino FC)はパルマ(Parma Calcio)と1-1で引き分けた。

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 無観客の本拠地で行われた一戦で、トリノは15分にニコラ・ヌクル(Nicolas Nkoulou)が先制点を挙げたが、その約15分後にユライ・クカ(Juraj Kucka)に同点ゴールを許した。後半開始直後にはPKのチャンスが訪れたが、アンドレア・ベロッティ(Andrea Belotti)のキックはルイジ・セペ(Luigi Sepe)に阻まれた。

 103日ぶりとなったセリエAの一戦では、キックオフ前に選手と審判が円をつくり、新型ウイルスで亡くなった国内の3万4500人以上の犠牲者に黙とうをささげた。また、トリノの選手たちは医療関係者に対して「僕らの英雄に感謝」と書かれたメッセージ入りシャツを着用した。

 リーグ戦での連敗を6で止め1月以来の勝ち点を獲得したトリノだが、順位は15位で変わらず、降格圏との差は3ポイントとなっている。一方のパルマは8位となった。

 もう一方の試合では、エラス・ベローナ(Hellas Verona)がサムエル・ディ・カルミネ(Samuel Di Carmine)の前半の2ゴールでカリアリ(Cagliari Calcio)を2-1で下し、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)出場圏から1ポイント差の7位をキープした。12月2日からリーグ戦での白星がないカリアリは12位となっている。

 21日にはアタランタ(Atalanta)がサッスオーロ(US Sassuolo)を、インテル(Inter Milan)がサンプドリア(Sampdoria)を、それぞれホームで迎え撃つ。

 先日のイタリア杯(Italian Cup 2019-20)決勝でナポリ(SSC Napoli)に敗れた王者ユベントス(Juventus)は、22日のボローニャ(Bologna FC)戦で9連覇へ再び歩み始める。

 ユベントスが首位に立つセリエAは、ラツィオ(SS Lazio)が1ポイント差の2位、インテルが同9差の3位で追走している。(c)AFP/Emmeline MOORE