ネイマールに8億円支払い命令、古巣バルサとの裁判で敗訴
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【6月20日 AFP】サッカーブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、スペイン1部リーグの古巣FCバルセロナ(FC Barcelona)を訴えていた裁判で、スペイン・バルセロナの裁判所は19日、同選手の請求を棄却すると同時に同クラブへ670万ユーロ(約8億円)を支払うように命じた。
【図解】ネイマールの高額移籍金「2億2200万ユーロ」で買えるモノ
2017年に世界最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約265億円)でフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に加入したネイマールは、各種ボーナスとして合計4360万ユーロ(約52億円)を受け取る予定だったと主張し、バルセロナを提訴していた。
しかし、裁判官はネイマールの申し立てを退け、代わりに契約違反として同選手を訴えていたバルセロナに有利な判決を下した。ネイマールは5日以内に上訴できる。
2013年にバルセロナに加入したネイマールは、2016年に新たに5年契約を締結。契約には更新ボーナスの4360万ユーロが含まれ、そのうち1400万ユーロ(約17億円)が前払いされた。
残りの2900万ユーロ(約35億円)については2017年8月に支払われるはずだったが、PSGが契約解除金を支払い、ネイマールは同3日に移籍した。
バルセロナは契約違反を主張してボーナスの残金支払いを拒否すると、逆にネイマールを提訴し、前払いした1400万ユーロの返還に加えて損害賠償として850万ユーロ(約10億円)を請求した。今回の判決については、「満足している」とのコメント文を発表している。
こうした金銭トラブルにもかかわらず、両者は再び手を結ぶ意欲を燃やしている。バルセロナは昨夏の移籍市場でPSGとの交渉に多くの時間を費やし、交換要員として何人かの選手が提示されていたが、契約締結には至らなかった。
今夏にはもう一度ネイマールとの再契約を目指す見通しとなっていたが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による経済的打撃で、合意に達する可能性はさらに低くなっている。(c)AFP