米国で奴隷解放記念日 人種デモの最中、各地で催し
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【6月20日 AFP】米国は19日、奴隷制廃止を祝う記念日「ジューンティーンス(Juneteenth)」を迎え、各地で関連行事が開かれた。今年の同記念日は、人種間の平等を訴えるデモが全米に広がる中でその意義が深まっている。
ジューンティーンスは1865年6月19日、南北戦争(American Civil War)の北軍の将軍がテキサス州ガルベストン(Galveston)に到着し、奴隷たちに解放を告げたことを記念した日。これは南北戦争の終結から2か月後、エーブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)大統領が奴隷解放宣言を出してから2年半後のことだった。
今年はニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスなど各地でデモや祈祷(きとう)会、文化的な催しが行われた。新型コロナウイルスの流行を受けてオンラインでの開催となったイベントもあるが、多くは計画通り、または対人距離の確保やマスク着用を推奨するなどの変更を加えて開催されている。
米国では、ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で先月25日、白人警官が黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんを死亡させた事件を機に、人種間の平等を求めるデモが続いている。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は翌20日、オクラホマ州タルサ(Tulsa)で選挙集会を開く予定。トランプ氏はジューンティーンスを記念した厳粛な声明を発表した一方で、ツイッター(Twitter)への投稿では、タルサの選挙集会に合わせて抗議デモを行う人々に対しては厳しく対処すると警告した。(c)AFP/Chris Lefkow with Laurent Banguet in Tulsa