【6月19日 AFP】韓国で、朝鮮半島(Korean Peninsula)政策を担当する金錬鉄(キム・ヨンチョル、Kim Yeon-chul)統一相が19日、北朝鮮による南北共同連絡事務所の爆破で緊張が高まったことを受け、引責辞任した。

 金氏は、北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破した翌日の17日、南北関係を悪化させた「責任を取る」として辞意を表明していた。

 青瓦台(韓国大統領府、Blue House)は、文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領が「金統一相の辞表を受理した」と発表。韓国側は今週初め、北朝鮮の理不尽な行動を「これ以上容認しない」と警告し、北朝鮮に対し異例となる厳しい批判を展開していた。(c)AFP