【6月13日 CNS】中国の北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)では1日から、国内線が段階的に運航を再開している。この日は夏季の1日計画平均便数の6割に当たる335便が就航し、乗客数は3万3400人に達した。5月31日に比べて105便増え、旅客数は約1万人増加。増加幅は約45%となった。空港の1日平均便数は今月中に約500便に増える計画だ。

 中国南方航空(China Southern Airlines)は1日から大興空港で1日平均73便の国内線を運航し、中国東方航空(China Eastern Airlines)、上海航空(Shanghai Airlines)、中国聯合航空(China United Airlines)は毎日平均70便を運航している。中国国際航空(Air China、エアチャイナ)は上海、広州市(Guangzhou)、深セン市(Shenzhen)、重慶市(Chongqing)、杭州市(Hangzhou)などへ毎日13便の国内便を運航している。

 北京大興国際空港では利用客への体温測定を徹底しており、ターミナルビルには30か所の検温レーンが設置されている。チェックインエリアやセキュリティー検査エリアをはじめ、エレベーター、トイレ、エスカレーターの手すりまで消毒を繰り返し行っている。空港内のすべての飲食店や小売店は営業を再開しており、一部の店舗は24時間営業している。(c)CNS/JCM/AFPBB News