【6月8日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は7日、第30節の試合が行われ、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)は0-1でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に敗れ、1部残留がさらに厳しくなった。

 ボルフスブルクは終盤、ザベル・シュラーガー(Xaver Schlager)のシュートがバーにはじかれ得点を逃したが、直後の82分にオランダ代表FWボウト・ベグホルスト(Wout Weghorst)が今季リーグ戦12ゴール目となる決勝点を挙げた。

 一方で黒星を喫した1部リーグ最多参戦記録を誇るブレーメンは、1980年以来の2部降格がちらついている。

 主将のニクラス・モイサンデル(Niklas Moisander)は、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対して「非常に残念だが、まだ全ての可能性が残っている。最後まで全力を尽くしたい」と話した。

 ホームで連敗を喫したブレーメンは17位から抜け出せず、4試合を残して残留圏内の15位とは勝ち点6差、プレーオフに臨む16位とは同3差になった。総得点はリーグ最少の30ゴールで、1勝にとどまっているホームでは11度敗戦している。

 次節は最下位SCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)との直接対決に臨む。その後は首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦、15位マインツ05(Mainz 05)戦と続く日程の中で、パーダーボルンとのアウェーゲームは生き残りを懸けた大一番になる。

 勝利したボルフスブルクは、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)出場圏内の6位をキープした。(c)AFP