【6月9日 CNS】中国・チベット自治区(Tibet Autonomous Region)ラサ市(Lhasa)の北部郊外にあるラル湿地国家級自然保護区が先月28日、初夏の日差しを浴びて、絵のような美しさを見せた。

 総面積12平方キロメートルを超える自然保護区は、世界で海抜の最も高い都市近郊の湿地だ。広大な湿地はラサ市街地の大気中のちりを吸収し、都市汚水を浄化する役割を果たしていることから「ラサの肺」と呼ばれる。湿地には野鳥や昆虫が生息し、生物の楽園として生き生きとした四季折々の光景が楽しめる。湿地からポタラ宮を遠くから眺めることもできる。(c)CNS/JCM/AFPBB News