【5月29日 AFP】ロシア政府は28日、新型コロナウイルスの影響で中断されている同国サッカー・プレミアリーグ(1部)が来月に再開された際、少数の観客であれば入場が可能だと明かした。

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 同国サッカー連合(RFS)は5月中旬、3月17日から中断されているプレミアリーグについて、6月21日から無観客で再開すると発表していた。

 しかし28日、RFSは政府の保健機関との間で折り合いがついたと明かし、最初のうちは収容人数の1割であれば観客はスタジアムに入場可能だとした。

 政府の新型コロナウイルス対策サイトによれば、RFSは「安全対策がすべて順守されれば、この観客数は問題ない」と述べたという。

 ドミトリー・チェルニシェンコ(Dmitry Chernyshenko)副首相は、ファンの応援は選手にとって重要であり、「サッカーの特別な感情的要素」だと述べた。

 ロシアでは米国、ブラジルに次ぐ37万9051人の感染者が出ているが、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は26日、専門家らによると流行のピークは過ぎたと話していた。(c)AFP