【5月27日 AFP】米交流サイト(SNS)大手ツイッター(Twitter)は26日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の投稿2件について、「根拠のない」ことを示すラベルを付け、虚偽の主張をしていると非難した。かねてトランプ氏の暴言、侮辱、虚偽の主張を非難するよう求める声が上がっていたが、ツイッターが同氏の投稿にこうしたラベルを付けたのは初めて。

 トランプ氏は問題のツイートの中で、証拠を示すことなく、郵送投票が「不正選挙」につながると主張していた。

 ツイッターはトランプ氏の投稿に「郵送投票に関する事実はこちら」と書かれたリンクを付けた。リンク先では、CNNやワシントン・ポスト(Washington Post)をはじめとするメディアの記事が表示され、郵送投票が不正選挙につながることはほぼないという専門家の見解が書かれている。

 これを受けてトランプ氏は、「2020年米大統領選に干渉している」としてツイッターを非難。「ツイッターは言論の自由を封殺している。私は大統領として、これを許してはおけない!」とツイートした。(c)AFP