【5月30日 CNS】ミャンマーと国境を接する中国・雲南省(Yunnan)瑞麗市(Ruili)の出入国管理局章鳳支所は20日、今年から人の出入国手続きと貿易の税関手続きを一体化し、改善したと発表した。新型コロナウイルス対策の一環で、これまでに税関を通過した車両は4万8161台、貨物の貿易額は1億8000万ドル(約193億8420万円)を超えている。

 新型コロナウイルスが拡大して以降、出入国管理局章鳳支所は、入国するトラックの検査ポイントを移動し、章鳳税関と手続きを共同で行うようになった。税関はミャンマー北部の主要都市バモ(Bhamo)から93キロの場所にあり、ミャンマーから輸入される果物のほとんどは章鳳税関を経由している。

 手続きの共同化により、トラックの通関手続き時間は以前より約50%短縮された。1日に600台の貨物トラックの検査と通関手続きを行う新記録も達成し、昨年同期比で1.2倍近く増加した。 (c)CNS/JCM/AFPBB News