【5月25日 AFP】スペイン・プロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は24日、今季のリーグ戦を6月11日にアンダルシアダービーで再開させたいと明かした。

 テバス会長はテレビ局「モビスター・プルス(Movistar Plus)」に、「6月11日の木曜日に最初の試合を行うことは可能」「レアル・ベティス(Real Betis)対セビージャFC(Sevilla FC)のセビリアダービー(アンダルシアダービー)を午後10時に開催したい」とコメントした。

 また、両チームが「スペイン全体のためにプレーし、追悼試合のような形で、これまで起きたことを記憶できる」よう、その日は「1試合だけ行うのが理想」だと続けた。

 テバス会長は、リーグ戦の再開日に関しては数日中に正式な発表があるとし、「だが、(再開が6月)12日の週末になるのは確か」と述べている。

 同国のペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相は23日、リーグ戦について6月8日の週から再開を許可すると発表。新型コロナウイルスの影響で3月から中断されているリーグ戦は、すべて無観客で行われる見通しとなっており、選手たちは小人数に分かれてトレーニングを再開している。

 今季は残り11節でFCバルセロナ(FC Barcelona)が首位に立ち、2ポイント差でレアル・マドリード(Real Madrid)が追いかける状況の中、7月中の終了が提案されている。(c)AFP