深センで離婚が困難に、1か月先まで予約満杯で手続きできず
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【5月21日 CNS】中国・広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)では最近、離婚手続きができず注目されている。17日午後3時ごろ、広東省婚姻登記ネットの予約システムで調べてみると、5月19日から6月17日の間、深セン市坪山区(Pingshan)民政局婚姻登記処と竜岡区(Longgang)民政局婚姻登記処など、10か所の婚姻登記処の「離婚登記」の予約枠残がいずれも「ゼロ」となっているのだ。
深セン新聞ネット版は14日夜、市民がネット上で深セン羅湖区(Luohu)民政局の離婚手続き業務の予約をしようとしても満杯で、何回やっても予約できないとの声を伝えた。市民は、ウイルスの感染状況の好転に伴い、従来の窓口での受け付け番号による手続きを希望しているという。これに対して羅湖区民政局は、役所窓口での受付番号による手続きは暫時実施できないと回答。感染拡大の影響を受け、4月と5月は離婚が増え、羅湖区民政局はこの状況を踏まえ、ネット予約枠を適宜増加したとしている。
この市民によると、ネット上で離婚手続きの予約をしようとしても、何日も連続でログインはできても予約はできず、しかも今後30日間は予約満杯の状況が続いているという。「急いでいるのに進まず、自身の個人的生活に甚大な影響がある」と頭を抱えている。
試しに「深セン民政」微信(ウィーチャット、WeChat)公式アカウントにログインし、離婚手続きの予約をやってみた。予約に進む前には、画面に注意事項が映し出され、予約は1日前に行うよう注意を喚起され、1か月以内の番号が予約可能であると示される。しかし、実際に予約画面に入ると、羅湖区民政局の今後1か月の離婚手続き枠はゼロとなっている。羅湖以外の他の区も同様にゼロとなっていた。
羅湖区民政局の職員は、この問題に関して、データを幾つか示してくれた。今年3月の羅湖区民政局で登記された結婚は489件、離婚は238件だったが、4月になると結婚登記は420件、離婚手続きは455件に増加。ウイルス感染の影響を受け、元々2月から3月に離婚を予定していた夫婦が後ろに延びたため、4月から5月に離婚が増え、予約が満杯となっている、とのことだ。(c)CNS-澎湃新聞/JCM/AFPBB News