米ロサンゼルスの商業施設で爆発、消防隊員11人が負傷
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【5月17日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルスの商業施設で16日午後、火災による大規模な爆発が発生し、消防隊員少なくとも11人が負傷した。火は近隣の建物にも燃え広がったという。消防当局が発表した。
ロサンゼルス消防局の局長によると、当初は小規模な火災とみられ、消火活動に当たるために消防隊が施設内に入ったものの、煙の圧力が上昇し、建物から避難することにした。爆発は消防隊員が屋上と地上階から退避する際に発生したという。
消防当局者は、爆発が起きた施設には、マリフアナ吸入に使用する非常に可燃性の高い樹脂ブタンハニーオイルなど、喫煙・ベーピング関連用品を販売する事業者が入居していたと話している。
ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ(Eric Garcetti)市長は、消防隊員3人が重傷を負ったものの、命に別条はないと説明。他に1人が大けがをし、残りの負傷者はさまざまな程度のやけどを負ったという。
先の局長によると、消防隊員らが施設内と外の路上で、ブタン入りの缶を目にしていたが、火災の原因は不明だという。
火は周辺の建物にも広がったが、約230人が消火活動に当たり、火災発生から約2時間後に鎮火した。(c)AFP