<負け組>

■石油・エネルギー産業

 今回のパンデミック最大の負け組は、石油・エネルギー部門だ。原油価格の崩壊による純損失に見舞われ、売り上げは同15.9%減だった。

 ウイルス危機の結果、石油・エネルギー部門の多国籍企業は困難な年となることを見越して、平均25%の投資規模縮小を決定している。

■ファッション産業

 常に「堅調」なファッション産業だが、新型コロナウイルス流行という緊急事態においては必需品ではないと判断された。さらに衣料品を販売する店舗の大半が、外出制限によって休業していたことも響いた。オンライン販売は同25%増と好調だったが、業界全体の収入は同14.1%減、純利益は同92%減だった。

 また品目別では眼鏡の販売が好調だった一方、宝飾品など特定の品目が大きな被害を受けた。

■運輸産業

 パンデミックの影響で自動車産業は停止状態となっており、売り上げは同9.1%減、純利益は同92.4%減となった。

 トヨタ自動車(Toyota Motor)は12日、2021年3月期の営業利益が同79.5%減となる見通しを示している。

 また航空機メーカーにとってパンデミックは純損失を意味し、第1四半期の純利益は同22.1%減となった。(c)AFP/Celine CORNU