【5月14日 AFP】中国政府がフランスと台湾の兵器取引契約を批判したが、フランスは13日、今は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に全力を傾けるべきと主張し、さらりと受け流した。

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 仏外務省は、中国政府との外交関係を修復した1994年の合意に基づき、フランスは台湾を中国の一部とする「一つの中国」の原則を尊重していると強調。「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機に直面する中、われわれはパンデミック対策に全力を傾けるべきだ」と主張した。

 中国政府は12日、中仏関係を損なう可能性があるとして、台湾との兵器販売契約を破棄するようフランスに要求していた。(c)AFP