ヴィツェルとジャンはルールダービー欠場 負傷でチームの隔離離脱
発信地:ベルリン/ドイツ
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【5月13日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に所属するアクセル・ヴィツェル(Axel Witsel)とエムレ・ジャン(Emre Can)が、リーグ戦再開後の最初の試合であるシャルケ04(Schalke04)とのルールダービーを欠場することが分かった。
今季のブンデスリーガの残りはすべて無観客で行われ、選手は試合前の1週間、隔離措置を取ることになる。
ヴィツェルとジャンは筋肉系のけがの治療を理由にチームの隔離「区域」を離れる必要があるため、16日に予定されている一戦に出場できないという。
首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と4ポイント差で2位につけるドルトムントは、3位RBライプツィヒ(RB Leipzig)と1ポイント差となっている。
ベルギー代表MFのヴィツェルと、この冬にイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)からローン移籍で加わったジャンは、チームの活動再開後に行われたトレーニングで負傷した。
95年の歴史で初となる無観客でのルールダービーに向けて準備を進めるドルトムントは、両選手を欠いて2度のトレーニングマッチを行っている。
ドルトムントのルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、独紙ビルト(Bild)に「われわれは8万2000人が集まったホームでプレーすることに慣れている」とコメントした。
「応援や雰囲気の後押しがない状態でのプレーに向けて、いま精神面に準備するのは非常に困難」 (c)AFP