【5月15日 CNS】中国国際デジタルインタラクティブエンターテインメント展示会(ChinaJoy)組織委員会は11日、記者会見を開き、第18回チャイナジョイは、予定通り今年の7月31日から8月3日までの間、上海新国際博覧中心で開催することを発表した。

 浦東新区(Pudong New Area)の文化体育旅游局の黄瑋(Huang Wei)局長は、浦東新区におけるEスポーツとデジタル・エンターテインメント領域における発展の成果を詳細に説明し、今年の10月には「リーグ・オブ・レジェンド(LOL)」の世界大会決勝が上海・浦東で行われることも発表した。

 このニュースを聞いた多くのeスポーツファンはほっとしたかもしれない。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くのeスポーツのビッグイベントがすでに延期あるいは中止になっているからだ。

 今年の4月末、「LOL」の期中決勝大会は、世界決勝大会に次ぐ重要な大会だったが、キャンセルとなった。5月1日には、マルチプレーヤーのバトルゲーム「DOTA2」の最も重要な大会「ザ・インターナショナル(Ti10)」の延期が発表され、主催者は大会が2021年に開催されるとしている。

 このような背景の下、一部のファンは今年の秋に上海で開催を予定していた世界大会決勝も影響を受けるのではないかと心配していたが、今回の記者会見の情報を聞く限り、現状では大会が延期や取り消しになることは無いようだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News