【5月12日 AFP】フランス検察当局は11日、1974年から1981年まで仏大統領を務めたバレリー・ジスカールデスタン(Valery Giscard d'Estaing)氏(94)が2018年にドイツ人記者に対して性的暴行をはたらいた疑惑について、捜査を開始したことを明らかにした。

 被害を訴えたのは、記者のアンカトリン・シュトラケ(Ann-Kathrin Stracke)氏(37)。当局者らがAFPに語ったところによれば、ジスカールデスタン氏がパリに構える事務所で行ったインタビュー後に尻を何度も触られたと主張している。シュトラケ氏は3月10日、パリ検察に告訴していた。(c)AFP