【5月11日 AFP】女子サッカー元イングランド代表のエニオラ・アルコ(Eniola Aluko)氏は10日、2015年と2019年のW杯(FIFA Women’s World Cup)で米国を優勝に導いたジル・エリス(Jill Ellis)氏こそ、フィル・ネビル(Phil Neville)監督の理想的な後任だと推薦し、給与は男子代表のギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督と同額になるべきだと語った。

 ネビル監督の契約は当初、来年に予定されていた女子欧州選手権(UEFA Women's Euro 2021)を含む2021年までとなっていた。しかし、新型コロナウイルスの危機によって欧州選手権が1年の延期になったことで、同監督は大会を指揮することができなくなった。

 代表チームで100試合以上に出場したアルコ氏は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に「ジル・エリス氏に関する唯一の懸念は、彼女が求めているであろう契約金が非常に高くなるということで、イングランドサッカー協会(FA)にそれだけの額を支払う意思があるかどうかです」とコメントした。

「ギャレス・サウスゲイト監督に支払われていた給与と同等だと言っているんです。それは同一賃金の期待からくるもの。だから、契約上の問題は大きなものになると思います」 (c)AFP