2日連続、武漢でコロナ新規感染を確認 第2波への懸念高まる
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【5月11日 AFP】中国当局は11日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の震源地とされる中部・武漢(Wuhan)で、2日連続で新規感染者が確認されたことを明らかにした。武漢では10日に1か月ぶりの新規感染が報告されており、当局は感染の第2波への警戒強化を呼び掛けている。
武漢では、感染を制御したとして数週間前にロックダウン(都市封鎖)の緩和を開始。学校も再開され、市内外の出入りも可能となった。
しかし、当局は10日、市内で1人に陽性反応が出たと発表。11日には、さらに5人の感染を確認したことを明らかにした。
武漢の保健当局によると、新規感染者は全員同じ住居用建物内で確認され、ほとんどが高齢者だという。
武漢のある湖北(Hubei)省ではこの他、無症状感染者11人が報告されている。(c)AFP