フランス人の57%、外出制限下で体重増える 平均2.5キロ増 調査
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【5月9日 AFP】あるベストセラー本によると、フランス女性は太らない。だが、新型コロナウイルスの感染拡大対策として課された外出制限中に、普段なら体形を保つことに気を配るフランス人の平均体重が増加しているとの調査結果が6日、発表された。
同国では3月17日に外出制限措置が課されて以来、多くの人は在宅勤務を行い、失業中の人もいる一方、屋外での運動が厳しく制限されている。
そうした中、調査会社Ifopが18歳以上の3045人を対象に行った世論調査によると、フランス人の半数超に当たる57%の人々が体重が増えたと答えている。
毎日の通勤がなくなったために時間が空く中、回答者の42%は、夕食前に軽食を取ることが日課になってきたと答えている。
座りっぱなしの生活となり、フランスでは一般的にひんしゅくを買う間食が急増したことで、平均して一人2.5キロ太ったという。
体重が増えたと答えたのは男性より女性の方が多かったが(男性56%に比べて女性は58%)、増えた体重は女性の方が少なく、男性が平均2.7キロだったのに対して女性は2.3キロだった。
体重がより増量しているのは、失業中の人々と子どものいる夫婦だった。(c)AFP