米国務長官、対中圧力継続も武漢研究所起源説「確信ない」
このニュースをシェア
【5月7日 AFP】米国のマイク・ポンぺオ(Mike Pompeo)国務長官は6日、広く物議を醸しているにもかかわらず、新型コロナウイルスの発生源が中国・武漢(Wuhan)のウイルス研究所である可能性が高いと改めて主張する一方、確信はないと認めた。
ポンペオ氏は、中国に圧力をかけて新型ウイルスの発生源についてさらなる情報を提供させようと改めて世界に呼び掛けた。新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)では、世界で25万人超が死亡し、世界経済が停滞している。
ポンペオ氏は記者会見で、「確信はないが、(中国・武漢の)研究所が発生源だという重大な証拠がある。これらの発言はいずれも真実であり、両立し得る」と述べた。
さらに、「新型ウイルスの流行が研究所で始まったのかどうか、または別の場所で始まったのかどうかが明らかでないため、米国人は依然として危険にさらされている」「こうした疑問を解消する簡単な方法は、透明性を確保し、隠し立てしないことだ。パンデミックの解決に加わりたいと本当に願っている国なら、そうするものだ」と訴えた。(c)AFP