【5月7日 AFP】米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO、48)が、交際相手でミュージシャンのグライムス(Grimes)さん(32)との間に生まれた息子を「X AE A-12」(AEはAとEの合字)と名付けたと発表したことを受け、困惑の声が上がっている。グライムスさんはその後、名前の由来を明らかにしたが、その読み方は今も謎のままとなっている。

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 マスク氏は今週、グライムスさんとの間の第1子となる男児の誕生を発表。グライムスさんは6日、ツイッター(Twitter)への投稿で「Xは未知の変数。AEはAi(愛・人工知能)を私がエルフ風につづったもの。A-12はSR-17の前身で、わたしたちの大好きな飛行機」と説明。さらに「A」は自身の好きな曲「Archangel」の頭文字でもあると付け加えた。

 マスク氏はツイッター上で、グライムスさんの投稿にあった航空機名はSR-17ではなくSR-71だと、やんわりと訂正。グライムスさんは冗談を交えて、「手術から回復中で息も絶え絶えなので、タイプミスは許してほしい」と返した。

 2人の居住地である米カリフォルニア州では、アルファベット以外の文字を使用した名前は法律で認められていないため、問題が生じる可能性がある。

 2018年にグライムスさんとの交際を開始したマスク氏には息子が他に5人おり、離婚歴は3度で、同じ女性と2度離婚している。(c)AFP