【5月6日 AFP】サッカーアルジェリア代表の選出歴もあるフランス・リーグ1、アンジェSCO(Angers SCO)のファリド・エル・メラリ(Farid El Melali)が、公の場で自慰行為に及んだ疑いで逮捕されていたことが5日に分かった。

 エル・メラリは23歳の誕生日の前日である4日遅く、女性のいる建物の前で下半身を露出しているところを近所の人に通報され、逮捕されて取り調べを受けた。

 担当弁護士によれば、エル・メラリは「不適切な態度」を取ったことを認めており、自分では建物の庭に一人でいると思っていたという。担当弁護士は「誰かを標的にしていたわけではなく、暴力をはたらいたわけでもない」と話している。

 検察によれば、エル・メラリは4月にも同様の行為に及んだが、そのときは同じ被害女性が同選手を特定できなかった。エル・メラリはすでに拘束を解かれ、これから罪に問われるという。

 エル・メラリは2018年8月にアンジェに加入し、4日に契約を更新したばかりだった。クラブはこの件をすでに把握しており、「裁判所の判断を待つ」と話している。

 アンジェでは2月にも、サイード・シャバネ(Said Chabane)会長が「悪質な性的暴行」の内部告発を受け、訴追された。(c)AFP