【5月5日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は24万9372人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに195の国・地域で計355万5790人余りの感染が確認され、少なくとも108万8900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 最も被害が大きい米国では、これまでに6万8285人が死亡、117万1041人が感染し、少なくとも18万303人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万9079人、感染者数は21万1938人。以降は英国(死者2万8734人、感染者19万584人)、スペイン(死者2万5428人、感染者21万8011人)、フランス(死者2万5201人、感染者16万9462人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの68人。次いでスペイン(54人)、イタリア(48人)、英国(42人)、フランス(39人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4633人、感染者数は8万2880人、回復者数は7万7766人。

 地域別の死者数は、欧州が14万5022人(感染157万2174人)、米国・カナダが7万2186人(感染123万1656人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が1万3888人(感染26万1333人)、アジアが9272人(感染24万6236人)、中東が7046人(感染18万9766人)、アフリカが1835人(感染4万6474人)、オセアニアが123人(感染8153人)となっている。(c)AFP