【5月4日 AFP】オランダ代表のロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督が、心臓の問題で入院していたことが分かった。夫人が3日、国内紙テレグラフ(De Telegraaf)に明かした。

 57歳のクーマン監督は自宅で体調不良を訴え、その後にアムステルダムの病院で「心臓カテーテル」を入れた。夫人は「搬送までのスピードが速く、医師たちが素早く対応してくれたことで、状態は安定している」と話した。

 2018年からオランダ代表を率いるクーマン監督は、4日に退院する予定となっている。オランダサッカー協会(KNVB)はツイッター(Twitter)で「ショックだった」「うれしいことに、状態はすでに少し良くなっている。元気に回復してほしい」とコメントした。

 クーマン監督は、現役時代はオランダのアヤックス(Ajax)やPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)、フェイエノールト(Feyenoord)、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)、またオランダ代表でも活躍した名DFだった。

 監督が率いる現代表はすでに欧州選手権(UEFA Euro 2020)の本戦出場を決めているが、大会は新型コロナウイルスの影響で2021年に延期された。(c)AFP