【5月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は24万5576人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに195の国・地域で計347万9220人余りの感染が確認され、少なくとも106万3600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 最も被害が大きい米国では、これまでに6万7155人が死亡、114万8004人が感染し、少なくとも17万5382人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万8884人、感染者数は21万717人。以降は英国(死者2万8446人、感染者18万6599人)、スペイン(死者2万5264人、感染者21万7466人)、フランス(死者2万4895人、感染者16万8693人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの68人。次いでスペイン(54人)、イタリア(48人)、英国(42人)、フランス(38人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4633人、感染者数は8万2877人、回復者数は7万7713人。

 地域別の死者数は、欧州が14万3535人(感染154万6197人)、米国・カナダが7万908人(感染120万7361人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が1万3180人(感染24万8359人)、アジアが9089人(感染23万9921人)、中東が6951人(感染18万5142人)、アフリカが1791人(感染4万4122人)、オセアニアが122人(感染8125人)となっている。(c)AFP